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浴室のリフォームに際して押さえておきたいポイント

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2019.01.26

浴室のリフォームに際して押さえておきたいポイント

毎日酷使が続く浴室もまた、ある日を境にリフォームの必要性を実感させられる屋内施設です。

風呂釜や給湯設備の経年劣化だけでなく、水垢の付着など、専門業者の清掃だけでは追いつかない場合、あるいはライフスタイルの変化への対応など、要改善点を正しく見極めたうえでの実施が望まれます。

 

浴槽を広くしたい場合

たとえば中古戸建住宅を購入した際には、不自由を感じなかった、手足を伸ばし切れない浴槽を広くしたい場合、風呂場面積そのものの拡張を視野に入れた、大がかりなリフォームが想定されます。

たとえば隣接する、それまで脱衣スペースとして使用していた面積を、浴室内に組み込むことで、理論上は可能な工事と考えられますが、同時に脱衣スペースを失うことになります。

またご高齢のご家族の浴室内の転倒防止に、手摺りを設置するなどの改良工事の場合、狭い浴室や浴槽のスペースが、さらに窮屈となるデメリットとの兼ね合いを、冷静に見極めなければなりません。

他の屋内施設とは連動せず、一線を画す密室空間である浴室のリフォームに関しては、限られた水回り空間である点を踏まえ、十分なシミュレーション作業が必要です。

 

わずかな美観面の改善が大きなプラスの効果に

美観面の向上が目的であれば、まずはモデルルームなど、三次元で確かめることができる施設に足を運ばれてはいかがでしょうか。

パソコンの画面に映し出される画像や、リフォーム業者が提示する資料の写真だけでは、なかなか正確なイメージが掴み切れません。

自宅の浴室の広さや天井の高さなどを念頭に、リフォームプランを考えるうえで、モデルルーム訪問は有意義な情報収集からの確認作業です。

また浴槽の色調を変えるだけでも、浴室内の雰囲気が大きく変わります。

ステンレス製の四角い浴槽から、クリーミーな暖色系で丸みを帯びたフォルムに取り換えるだけでも、より温かさを実感できます。

シャワーなどの給湯設備にもこれは共通しており、浴室の壁面の材質や色合いと兼ね合わせて、ご家族であれこれ相談されるのもまた、リフォームの楽しい作業のひとつです。

また浴室内の照明器具も、快適性を大きく左右します。

自宅以外の浴室で入浴する機会を、私たちは基本ほとんど持ち合わせていません。

実際に我が家の浴室の照明が、他と比較して暗い事実に気づかれていないご家庭が、潜在的に少なくありません。

わずかな変化が大きく反映するのも、浴室という水回り空間の特徴です。

 

満足できる浴室のリフォームのために

浴室のリフォームに関しては、安全面、快適性、美観面など、何を最優先するのかによって、必要となる改修工事の内容や費用が異なります。

自宅以外の他の仮定で入浴する機会が限られているため、要改善点に気づいていないケースも想定されるため、モデルルームに足を運ばれると良いでしょう。

 

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