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費用目安一挙公開!和室を生かしてリフォーム?それとも洋室に?

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2019.02.07

費用目安一挙公開!和室を生かしてリフォーム?それとも洋室に?

和室が家の中で最も落ち着ける場所、という人もいるかもしれませんね。

近年は洋室へのリフォームも増えていますが、モダンな雰囲気の畳に変更する人も増加傾向にあると言われています。

今回は、色々な和室のリフォーム方法についてご紹介します。

 

畳の張替えや交換費用の目安

和室は日本文化の一つで失いたくないと考える人は多いかもしれませんが、いざ自分の家にあると、使いにくさが問題になるケースもあります。

畳は比較的まめなメンテナンスが必要で、購入後3~4年後には裏返しを、購入後6年程度で表替え、購入後10~15年後には畳替えを行うことが推奨されています。

裏返しの費用は1枚4,000円前後、表替えは1枚4,500~2万4,000円、畳替えは1万2,000~3万8,000円が目安です。

これに別途縁代と、畳替えの場合は処分費用がかかります。

また、日頃のメンテナンスとして虫干しも必要なので、フローリングに変更すると楽になるでしょう。

フローリングへの交換費用は、6畳の部屋で25万円程度となっています。

 

パーツごとの改装や部屋全体の改装にかかる費用は?

昔ながらの和室では砂壁が主流ですが、月日が経つと触ってもいないのに砂がぽろぽろと落ちてくるようになります。

こうなるとリフォームを考える時期です。

砂壁の塗り替えにかかる費用は、床の間がある6畳の部屋で6万5,000~10万円、床の間がない部屋で5万5,000~7万5,000円が目安となっています。

それから、砂壁を珪藻土や漆喰の壁にリフォームすることも可能です。

床の間がある6畳の部屋で15~19万円、床の間がない部屋で12~16万円と考えておくといいでしょう。

また、砂壁の上にベニア板を打ちつけ、クロスを張ることもできます。

この工事にかかる費用は8万~16万円が目安です。

リフォーム費用を抑えたい場合は、ペンキで塗装する方法もあります。

かかる費用は6万~10万円が相場となっています。

それと、壁に寄りかかって座りたいという場合や家具を置くと砂壁が傷付くのが心配という場合は、腰壁を造るといいかもしれません。

和室に最適な腰壁は腰板で、設置工事費用は15万~18万円が目安です。

さらに、湿気が溜まって問題になりやすい押入れをリフォームする人も少なくありません。

クローゼットへの改装工事は20万~25万円が目安となります。

和室全体を洋室に変更したいという場合は、75万~100万円を想定しておくといいでしょう。

また、部分的なリフォームであっても、幾つかの工事をセットでお願いすると値引きされることもあるため、何パターンかの工事見積もりを取ってみるのも一案です。

 

和風建築素材の良さも考慮しておきたい

和室を生かすにしても洋室に変更するにしても、リフォームすればより一層マイホームが好きになるでしょう。

ただ、洋風建築素材でリフォームする場合は、和風建築の良さである調湿性などが失われてしまうことを念頭に計画を立てたいところです。

 

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