家の顔の玄関のリフォームついて

家の顔の玄関のリフォームついて

宅地開発が進む戸建て新築物件の玄関は、隣接する住居とデザインが酷似している場合が多く、我が家の顔の部分として、より個性を前面に打ち出したいと感じても不思議ではありません。

あるいはバリアフリーを整える必要性など、機能面と安全面の改善を主目的とするリフォームも、その必要性が見過せません。

外観面と機能性双方の向上が目的の場合

各家庭の第一印象を決定づけるのが、玄関の扉ではないでしょうか。

一昔前とは違い、昨今は個性的な住宅も数多く、赤や青などの派手な原色の玄関扉が、対極するシックな色調の外壁と、鮮烈なコントラストを描いている風景を、あちらこちらで見掛けます。

また扉を開いた屋内のわずかなスペースにも、アート感覚あふれる工夫が施されたご自宅もみられ、ご家族のセンスが感じられます。

台所や浴室のように、専用機器を用いる必要がない玄関は、家族にとって「自由なキャンバス」として、遊び心を具現化できる空間です。

こうした目的でのリフォームの場合、依頼する業者選びが重要なポイントです。

単なる改修工事ではなく、家族のイメージを三次元で表現してもらうためには、しっかりと話に耳を傾けて、より興味深い提案を積極的に届けてくれる、豊富な実績が評判の業者との出会いが鍵となります。

安全確保目的のリフォームの場合

安全確保を第一目的とする玄関のリフォームの場合、限られたスペースをどうアレンジするのか、美観面追求とは別角度からのプランの構築が必要です。

たとえばバリアフリー対策として、屋内と屋外をつなぐ動線に手摺りを設置する場合、基本的に狭いスペース内が、更に制限されます。

扉を開けて屋外に通じる箇所に段差があれば、スロープに変更する対応が考えられますが、傾斜が急になればスリップ事故のリスクが新たに生じます。

戸建て分譲住宅の場合、玄関から公道までの距離が短い設計の物件も多く、物理的に前に伸びるスロープの確保が難しい場合、横に伸ばす案が浮上しますが、同時に既存の敷地内施設を犠牲にしなければなりません。

こうした限られた面積内での設計変更に関しては、やはり専門業者の助言が見過せません。

ご家族が妥協したくない外観面をキープしつつ、必要な安全性をどこまで確保できるのか、十分なディスカッションを通じた相互確認が重要です。

安全確保目的のリフォームに際しては、専門家の意見を取り入れる姿勢が望まれます。

玄関のリフォームは信頼できる専門業者と二人三脚で

我が家の顔の役割を担い、第一印象を決定づける玄関は、家族にとってもこだわりを形にしたいスペースです。

一方で家族が日々出入りする施設として、安全面の確保も見過ごせません。

主目的を問わず、まずは信頼できる専門業者を探し出し、ベストなプランを構築する作業からの着手が求められるのが、玄関のリフォームです。