常に清潔が理想！トイレのリフォームにかかる費用はいくら？

外装は10年前後、内装は15前後で汚れが目立ってくることが多く、リフォームを考え始める人もいるでしょう。

家の中で特に劣化しやすいのは、キッチンやバスルーム、トイレといった水周りです。

今回はトイレのリフォーム方法や費用についてまとめてみたので、参考にしてください。

温水洗浄便座だけの交換はできる？

水周りの中でも使用頻度が高いのがトイレです。

家族が多ければ多いほど1日に何度も使われるので、汚れが蓄積しがちです。

それに多くの家庭で温水洗浄便座が採用されていますが、電化製品なので特別な機能のない便座より壊れやすい傾向にあります。

耐用年数は0数年と考えておくといいでしょう。

温水洗浄便座が壊れてしまったら、便器はそのままで便座部分だけを交換するというトイレのリフォーム方法もあります。

電器店やホームセンターで温水洗浄便座を購入して、工事費と共に支払うのが最も手間がかからない方法です。

温水洗浄便座の費用は、下は1万数千円から上は10万円と、非常に幅広いです。

売れ筋は1万数千円から3万円くらいの価格帯となっています。

店で商品を購入して取り付けもお願いした場合は、商品代と8千円から1万円程度の工事費が必要です。

この他、便座取り外し工事費や出張費、処分費がかかる可能性もあります。

温水洗浄便座は市区町村に大型ごみとして廃棄することも可能で、その場合の費用は200円から400円が目安です。

近年はネット通販で安く温水洗浄便座を購入して、自分で取り付ける人もいます。

コンセントがあるのなら電気工事ではないため自分で取り付けても問題ありません。

温水洗浄便座を選ぶ際は、便器に合うかどうかをしっかりと確認しましょう。

同じメーカー品なら安心ですが、三角タンク式腰掛便座で止水栓から給水管の長さが12cm以下だと接続用の分岐金具が必要になるかもしれません。

温水洗浄便座のみの交換でなく、便器も丸ごと交換するトイレのリフォーム費用を行う場合は10万円が平均的です。

また、タンクレストイレや高機能トイレの場合は15万円が目安となります。

それから、壁紙やクッションフロア材も含めてトータルリフォームする場合は、20万から60万円が目安です。

リフォーム専門業者の場合、商品代と工事費、処分費などがパックになっている場合が多いものの、電器店などでは商品代と別途工事費などがかかる場合があるので、見積もりはしっかり確認してください。

それから、狭いトイレ空間をすっきりさせてくれるタンクレストイレは人気ですが、必ずしもタンク付きトイレから交換できるとは限りません。

タンクレストイレは電力洗浄なので、マンションの高層階など、水圧が低くなる部屋では使用できないからです。

水圧強化することは不可能ではないものの、その分工事費が追加されることを考慮しなければいけないでしょう。

また、これまでタンク上部で手を洗っていた場合、タンクレスにすれば別に手洗い場が必要になります。

別途商品代や工事費が発生することや、結局トイレのスペースが狭くなってしまうことを考えると、タンク付きトイレを選択した方が賢明かもしれません。

トイレのリフォーム費用は、部分交換では1万数千円程度、大規模リフォームとなると最低20万円はかかると考えておくといいでしょう。

毎日使う場所ですから、綺麗になると嬉しいですよね。

少し暗い雰囲気になったと感じたら、リフォームを検討してみてはいかがですか？

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