マンションのリフォーム費用の相場はどれくらい？

マンションのリフォーム費用の相場はどれくらい？

マンションなどの建物には、定期的な修繕が欠かせません。

その中でもリフォームは、比較的大きな修繕であり費用その分も掛かります。

マンション全体のリフォームの場合には、一体どれくらいの費用が掛かるものなのでしょう。

マンションを全面リフォームする場合の費用

マンション全面をリフォームする場合には、部分的なリフォームと違い、費用が大きくかかります。

間取りにもよりますが、費用相場はだいたい300万円から700万円くらいであると覚えておきましょう。

大きさが1Kなどの単身者用ならば費用は抑えられますが、3LDKなどのファミリータイプならば、その分費用は掛かります。

さらにその部屋の傷み方によっても、費用が大きく変わることがあります。

マンションは築年数ごとに、行うべきリフォームの内容が変わります。

例えば築20年を経過したマンションであれば、水回りの総入れ替えがおすすめです。

そのくらいの年数が経過したマンションでは、バスルームのドアの不具合など、水回りの設備の故障が多く目立ち始めます。

ですから上下水道管の入れ替えや、キッチン、バスルームなどの設備を全て入れ替えるリフォームをこの際に行うのがベストです。

その費用は約200万円前後掛かります。

築30年を経過した場合には、クロスやフローリングの張替えや、部屋を和室から洋室に変更するなどの、大規模な模様替えを行うのが理想です。

30年も経過しますと、クロスやフローリングの傷みや汚れが限界に達する時期です。

その為張替えなどの大規模なリフォームには、ちょうど良い時期になります。

これらの総費用も約200万円ほどが相場です。

全面リフォーム以外にも部分的なリフォームの方法もある

大規模なリフォームには、数百万円程度の費用が掛かるのが相場です。

もしその費用を負担に感じるのであれば、部分的なリフォームをする方が良いでしょう。

たとえば、水回りのリフォームの際には、バスルームだけを単独で交換するなどします。

そして時期をずらして、トイレのリフォームなどを行います。

バスルームだけのリフォームの相場は、60万円から100万円ほどに抑えられますし、トイレの相場は、10万円から40万円くらいでリフォームが可能ですので、費用をかけたくないときは、部分的なリフォームを中心に行っていきましょう。

定期的なリフォームを必ず行うことが大事

建物は経年とともに劣化していきます。

それを防ぐことが出来るのが、リフォームなのです。

全体的なものでも部分的なものでも、定期的にこまめに手入れした方が、マンションを長く持たせるコツです。

必ず実行しましょう。