憧れの掘りごたつへ。そのリフォーム費用とは

憧れの掘りごたつリフォーム。徹底解明、まずはその相場!

掘りごたつというと、居酒屋の座敷にある席をイメージする方も多いのではないでしょうか。確かに、それも掘りごたつの一種ではあるのかもしれません。ですが、本来の掘りごたつは「こたつ」の機能を持っているものをいいます。居酒屋でよく見かけるものは、座敷が掘ってあって、足を下ろして座れるようにはなっていますが、こたつの機能を持っているものは少ないようです。

掘りごたつは人気が高く最近のものは機能や性能が良いので、古いものを新しくリフォームしたいという方も増えてきています。また、新しく取りいれたいという人にも、いざリフォーム、新しく設置する、というときになって気になるのはやはり費用だと思います。では、その掘りごたつのリフォームにどれくらいの費用がかかるのかを、解説していきたいと思います。

掘りごたつのリフォーム、その相場

掘りごたつをリフォームしようとしたとき、その相場は大体20万円から50万円くらいとなります(参考価格)。工事の内容はもちろん、掘りごたつに重要な床下に当たる部分の構造によっても値段が大きく変わってきます。まず、取り入れやすい安価で済む方法をご紹介します。

それは、既にある掘りごたつを使うことです。昔は、物を大事にする時代でした。ですので、高くても、良い物を選んで購入された方もいると思います。それらは、多少痛みが見えても長持ちするものです。そんな良い物を捨てて新しい物に取り換えてしまうのは勿体無いですよね。

ですので、もともと持っている掘りごたつを修復して使用するのが、この方法です。その相場はというと、おおよそ10万円前後といわれています。

ただ、破損した部分に合う部品がない場合は、もう少しかかりますので、注意が必要です。また、掘りごたつを設置していると、その下の畳は痛みやすくなります。掘りごたつを新しくするのなら、畳も新しくしたいと思う方も多いようです。掘りごたつを新調するときには、畳の相場も調べておいたほうがよいでしょう。

ちなみに、新しい畳へ交換する場合は、1畳につき、1万2千円から2万円ほどが業界の相場です。表替えならば1畳6千円くらいで済みますので、表面だけ汚れが目立つという場合には、表替えや裏返す方法をとったほうが良いかもしれません。ちなみに、裏返しの相場としては、4千円ほどですので、最も安く畳を替えることができるでしょう。

次に、もう少しお金をかけても良い、もともと持っている掘りごたつがない、という方におすすめの方法です。その場合は、新しく掘りごたつを設置するしかないのですが、使用する人数が少なければ、掘りごたつのサイズを小さいものにしましょう。当たり前の話ですが、掘りごたつのサイズが大きければ大きいだけ、費用は多くなります。

ちなみに、よく見かける、夏場もテーブルとして使えるタイプのものも、おおよそ30万円から40万円くらいするものになります。

また、一戸建ての場合は、やはり費用がかさむ傾向にあります。たとえば、工事のときに柱を避けて設計したり、電源を確保するための作業など、定型的なマンションなどとは別の手間がかかるので、その分費用もかさんでしまうのです。

また、フローリングの状態にも影響を受けます。掘りごたつを設置できないような床であれば、その床を直す必要も出てきますので、50万円くらいかかることは覚悟しておいたほうがいいでしょう。たとえば、マンションなどの集合住宅といったものは、比較的簡単に取り付けが可能です。反対に、いわゆる一軒家の、戸建住宅の場合には、少し手間がかかります。

なぜなら、戸建住宅の場合は、床下に穴を掘る過程が必要となってくるため、その分の費用がかさみ、高額になる場合が多いのです。このようなことを考慮し、おすすめなのは、組み立て式の掘りごたつです。組み立て式の掘りごたつですと、フローリングなどの床の上にちょくせつ設置する、置き型となるので、穴を掘る費用がおさえられて、全体的なコストも安く済みます。

また、マンションなどの場合に行われる方法として、小上がりを作ることです。これも、居酒屋さんなどで見かけることがあると思います。掘りごたつリフォームでは、大体4畳から5畳ほどの大きさで良いでしょう。この場合の費用としては、大体25万円から32万円くらいが相場となっています。

このように、掘りごたつリフォームには、いくつかのパターンがあります。新しく掘りごたつを取りいれたい、という場合でも、大体30万円から40万円くらいあれば設置は可能です。一軒家であればすこし高めに見積もる必要がありますが、マンションならばそれよりも安く取りいれることが出来る傾向にあります。

いずれにしろ、設置する場所の状態、状況、環境などによって値段が違ってきますので、一括見積りサービスなどを利用して費用を確認、その上で予算だてをしていきましょう。

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