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リフォームで電気配線にかかる費用とは?

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2018.06.21

電気回線工事の種類

電源コンセントの増設

リフォームをする場合には必ず電気配線工事が行われます。築年数が30年以上の住宅でフルリフォームする時は配線をすべて新規工事することになります。間取りの変更や、他の部屋を潰してリビングを広くする時などはコンセントの位置を変えたり、数を増やしたりすることになります。

コンセントの位置と数は実際に暮らしてみると足りなくなったり、必要な場所になかったりすることが多いです。ですから、リフォームする時には多めに設置するのが一般的です。リフォームのあとから取り付けるとなると難しいので、工事に入る前に業者と相談しておきます。

一般的なコンセントの数は6畳の部屋に3つ程度です。基本的には部屋の対角線上に設置すると便利です。

分電盤の交換

分電盤というのは屋内の各部屋へ電気を分ける働きをしています。リフォームする時には分電盤を新しく交換した方が何かと便利です。例えばリフォームで部屋を新しく増築する場合、新たな回線が必要になります。

最近は太陽光発電を利用するためのパネルの設置や、エコキュートなどを設置するケースが増えています。このような装置は専用回線工事が必要になることが多いので、分電盤の交換はすべきでしょう。また防犯カメラやセンサーライトの設置など防犯対策をする上でも、新しい分電盤にした方が、工事がしやすくなります。

分電盤は使いすぎや漏電で事故にならないようにチェックする役目もあるので、リフォームの時に新しくした方が安全です。

ブレーカーの交換

電気の使用量はアンペアで決まってきます。例えば、1人暮らしの場合は20アンペアから30アンペア、人数が多い家庭の場合は40アンペアが一応の目安になっています。同じ時間帯に電気器具をたくさん使う場合には50アンペアや60アンペアにする必要があります。

リフォームの時は家族が少なくなるのか、多くなるのかによってアンペアを変更することになります。アンペアはブレーカーを交換するだけなので、比較的簡単に工事ができます。ただし古い家屋の場合は単相2線式になっていることが多く、30アンペアまでしか引き込みできません。それ以上のアンペアにする場合は新たな配線工事が必要になります。

配線工事にかかる費用

コンセントを増設する場合

コンセントを増設する時は新規に回線を引く場合と、既存のコンセントを延長する方法があります。専用回線を引く方が、費用が高くなるので、なるべく既存のコンセントを使うようにすると費用の節約になります。そのためにはリフォーム工事をする前に、配線図を見ながら業者とよく相談する必要があります。

コンセントの増設は他の工事に比べると安くなっています。一般的な相場によるとコンセントの新設は1万5千円から2万円、差込口の増設は8千円から1万5千円、専用回路の増設は2万円から3万円、既存コンセントの取り替えは8千円から1万5千円程度になっています。

分電盤の交換にかかる費用

一般的な分電盤の取り替え費用は5万円から7万円ぐらいになっています。ただし分電盤から新規の配線工事が必要になると費用が高くなります。部屋の間取りやコンセントの数や電灯の数によっても費用が変わってきます。リフォームで部屋が増える場合には新規の配線工事が必要になるので、数十万円かかることがあります。

ブレーカーの交換にかかる費用

ブレーカーの交換は基本的に無料になります。その代わりアンペア数が10アンペア上がるごとに電気の基本料金が上がります。また増設した部屋にエアコンを設置する場合などは、新たな電気工事が必要になります。一般的には60アンペアまで上げることができますが、それ以上の場合は新たな電気工事をするので、その分の費用がかかります。

見積書をチェックする

リフォームする時は複数の工事業者に見積もりを出してもらって決めますが、電気配線工事の場合も同じです。ただし全面リフォームする場合は見積書に電気工事一式と大雑把に記載されていますので、内訳について詳しく説明を求める必要があります。電灯やコンセントの数、スイッチの場所なども事前に確認しておきましょう。

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