シロアリ駆除リフォームの種類と費用、抑える方法を紹介

シロアリ駆除リフォームの種類と費用相場、抑える方法

4種類のシロアリ駆除リフォームと費用相場は?

シロアリとは、木材を食べる習性を持つ昆虫です。家の床下にコロニーと呼ばれる巣を作り、繁殖・成長すると家の土台や柱となっている木材を食い荒らしてしまい、家の基礎部分を壊してしまう害虫でもあります。

シロアリ駆除のためのリフォームは、住み着いてしまったシロアリを駆除するだけでなく、あらかじめ家をシロアリから守る、予防のためのリフォームもあります。

薬剤工法の特徴と費用

薬剤工法とは、シロアリ駆除のためのリフォームです。住み着いてしまったシロアリの巣付近にエアゾールなどのシロアリが苦手な薬剤を散布し、駆除する方法です。即効性が高い反面、逃げてしまうシロアリもいるので完全に駆除できない、またシロアリ駆除会社の使用する薬剤によっては、環境や住んでいる人にも影響があるなどのデメリットもあります。薬剤工法の費用相場はおよそ10~12万円です。

ベイト工法の特徴と費用

ベイト工法とは、シロアリの巣の近くに薬剤の入ったシロアリの餌を置き、巣に持ち帰らせて巣ごと駆除するリフォーム方法です。薬剤を散布しないので、住んでいる人や環境に影響がない一方で、即効性は期待できず駆除に時間がかかってしまいます。ベイト工法の費用相場はおよそ16~18万円です。

基礎コンクリート処理の特徴と費用

地面の中に家の基礎があると、木材が土に触れている状態のためそこからシロアリが侵入してしまいます。地面の中にある基礎にコンクリートを流し込み、シロアリを予防するためのリフォームが基礎コンクリート処理です。一度コンクリートを流せば予防効果は高くなりますが、完全にシロアリを予防できるわけではないので、定期的なチェックが必要です。基礎コンクリート処理の費用相場は1~5万円です。

防蟻剤塗布の特徴と費用

あらかじめ柱にシロアリを予防する防蟻剤を塗布する方法です。環境や健康への影響から防蟻剤の予防効果は5年までのもののみが塗布を許可されています。そのため、5年に1度のタイミングで防蟻剤を再塗布しなければいけません。防蟻剤塗布の費用相場は10万円前後です。

シロアリ駆除や予防リフォーム費用を抑える方法

シロアリを発見したらすぐに駆除を依頼する

シロアリの発生を確認したら、すぐにシロアリ駆除を依頼しましょう。発生したシロアリをそのままにしておくと、どんどん住宅への被害が大きくなり、シロアリ駆除にかかる費用だけでなく、シロアリによって荒らされてしまった住宅の柱や基礎への修繕リフォーム費用もかかってしまいます。

保証と見積もり請求ができるシロアリ駆除会社を選ぶ

シロアリ駆除や予防のリフォーム施工を行った後、万が一シロアリが再発した時に再度無料でシロアリ駆除や予防のリフォームが受けられるのが保証制度です。保証制度がないと再工事費用がかかってしまいますので、必ず保障制度のあるシロアリ駆除会社を選びましょう。また、保証内容には無料でリフォーム工事を再度行う「施工保証」のほか、再発したシロアリによって住宅に被害が出た場合の修繕費用の補償も行う「建物修復費用の補償」が付帯していることもあります。保証内容と期間も必ず確認しましょう。

そしてシロアリ駆除や予防のリフォームを依頼したところ、ホームページなどに表記のない費用を請求されて予想よりも費用がかかってしまった、ということがあります。まずは費用の詳細を明確にしている会社を選び、見積もりを請求するのがポイントです。その際、必ず見積もりに書かれていない費用が発生する可能性の有無も確認しましょう。なお、見積もりを複数のシロアリ駆除会社から求めれば、費用面での比較もできて会社選びにも繋がります。

シロアリ駆除リフォームの費用を抑えよう

シロアリ駆除や予防のためのリフォーム方法別の特徴と費用相場、費用を抑える方法をご紹介しました。ここでポイントをまとめます。

  • シロアリ駆除と予防のためのリフォームには、薬剤工法、ベイト工法、基礎コンクリート処理、防蟻剤の塗布があり、それぞれメリット・デメリットがある。
  • シロアリ駆除リフォーム費用を抑えるポイントは、シロアリが発生したらすぐ駆除する、保証のある会社を選ぶ、見積もりを求める、の3つ。

以上のポイントを押さえて、シロアリ駆除や予防を的確に、費用を抑えて依頼しましょう。

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